ピアノランドテクニック上の ”ポプラなみき”
大好きな曲の一つです。
先週のレッスンで両手で弾いてみたMさん。
昨日はまず、一人で両手で弾いてもらいました。
ちょっと惜しかったところはありましたが楽譜の通りに弾けたよね。
ではここから再度確認。
あなたはこれからポプラ並木をお散歩します。
お天気は?そう、歌詞に「晴れた日は」ってあるから、晴れだよね。
気温は?・・・・・「暑すぎず寒すぎず。」
ではどれくらいの速さで歩きたいですか?・・・弾いてもらって「これくらいの速さ」
ポプラ並木の下、地面はアスファルト?土?・・・「土」
じゃあ、どんな音で弾く?
弾いてもらった音は、最初に聴いた音よりふっくら柔らかな音になった。
3度で平行に流れるフレーズのところは3度の幅を意識しながら、主役のメロディのほうを心の中で歌いながら弾いてもらったら、
右手のメロディが光に、左手は陰になったよね。
最後のフレーズは左右膨らんでいたメロディラインが一つの音に向かって近づいてくるね。
意識するって大事だよね。
そして自分ならどう弾きたいかとイメージを持って弾くのって大事だよね。
私のつたない誘導でも演奏が変わるのが嬉しい。
昨日は大学生のお姉さんのレッスンだったので
様子を表すたとえや言葉もそれほど考えずに質問できたけれど
小さい生徒ちゃんたちには、もっとわかりやすいたとえや言葉で聞いてみないとわからないかもしれないね。
ここ最近、
NY在住指揮者・文筆家の伊藤玲阿奈さんのスーパーレッスンを動画受講しながら、
そのレッスンにとても感化されていました。
近い未来に玲阿奈先生にレッスンを受けることができるようになった時には
自分はどのように弾きたいのか自分で考えて言葉にできるように
自分の考えやイメージを言語化する練習を
生徒さんみんなとしていきたいです。