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これからのレッスンについて

随分と長いこと、ホームページの更新を怠っておりました。

いろいろと変更しなくてはいけないことなどがあって、反省です。

 

レッスンについても、なんとなく流れに任せて続けているようで、このままなんとなくでいいのだろうかと疑問に思い、

生徒さん、保護者の方に私の考えをお知らせしたうえで、ご希望などお聞かせいただきたいなとアンケートをお配りしました。

 

ピアノは鍵盤を押せば音が出ます。ゲームをクリアーするようにただ間違えずに弾けるようになれば一応、形にはなります。

でもそれだけでは達成感は感じられるかもしれないけれど、他人や自分を感動させることはできないと思うのです。

どんな曲でもその曲を作った作曲者の思いがあること(そのような曲だけを一緒に学んでいきたいです。)

曲の中のフレーズや、1音1音には意味があることを理解しながら、そのうえで自分はこう弾きたいと思いながら音にしていってもらいたい。

無計画にきれいとは言えない音でガチャガチャ弾かれると、とっても悲しくなります。

どんなに小さな生徒さんでも、始めたばかりの生徒さんでも「この曲は楽しい曲?悲しい曲?」と聞いたら

その曲に合った雰囲気の音に変わって演奏することができるのです。

 

初心者の方がテキストを学ぶのには意味があって、音楽の基本的な決まりを学んでいくのと、音楽の共通用語を知ってもらって、いずれいろんな曲を弾くときのアドバイスが素早く理解できるようになってもらえたらと思っています。

 

レッスン1回1回の時間を音楽を感じながら一緒にセンスを磨いていきたい。

生徒さんのニーズにも合わせようとは思いますが、基本は「一緒に音楽したい」なんです。

 

年明けからのレッスンでは、テキストの曲も音楽的に素敵に弾けて、他の宿題もやった生徒さんはガチャをできることにします。

ガチャは別に興味ない生徒さんには、自分の弾きたい曲を主にレッスンしますが、私が一緒に学びたいと思っていることもお付き合いいただくつもりです。

 

レッスン室からいつも素敵な音楽が流れている! これからもそこを目指していきたいです。

 

今年も一年、ありがとうございました。

また来年もお付き合いよろしくお願いいたします。